元Jリーグ監督が母国スペイン代表に警鐘「日本代表には危険な選手たちがいる」|カタールW杯
2022年シーズンまでJリーグで6シーズンにわたって監督として指揮を執ったスペイン人のリカルド・ロドリゲス氏が、FIFAワールドカップ・カタール2022で日本代表と対戦(12月1日28時キックオフ)する母国代表チームに警鐘を鳴らした。
グループステージ初戦で強豪ドイツ代表に勝利したものの、続くコスタリカ代表戦に0-1で敗れた日本は、12月1日(日本時間2日)のグループステージ最終節でスペインと対戦する。日本は勝てば決勝トーナメント進出、負ければグループステージ敗退が決定。引き分けの場合、ベスト16進出はコスタリカ対ドイツの結果次第となる。
スペイン『EFE通信』によると、ロドリゲス氏は日本に「強みもたくさんある」と評価。「スペイン戦で鍵となるのは、どのようにプレスをかけられるかだろう」と話した。
「難しくするためにハイプレスをかけられるか、それとも退くのか。後者は、コスタリカ戦でのスペインの戦いかたを見る限り難しいことだと思う」
また、同監督は「大変なボール争い」があると展望しつつ、日本に「とても危険」な選手たちがいると述べ、「スペインはそれを考慮しなければならない。カマダ(鎌田大地)、エンドウ(遠藤航)、ミトマ(三笘薫)…」と名を挙げている。
ロドリゲス氏は2017年に徳島ヴォルティスの指揮官に就任し、4年目にJ2優勝とJ1昇格を果たした。2021年からは2シーズンにわたって浦和レッズを率い、1年目に天皇杯を制覇。2022年シーズンはFUJIFILM SUPER CUPのタイトルを獲得したが、10月末に退任が発表されている。