2022年W杯の最年長選手たち:川島は何位?

2022年ワールドカップに臨む日本代表チームには、経験豊富な選手たちがいる。その筆頭が、川島永嗣だ。

 

サムライブルーが“7度目の正直”で決勝トーナメントでの勝ち上がりを目指す中、39歳の守護神はカタール大会で4度目のワールドカップ出場となる。

 

2022年大会の前まで6大会連続で本大会に出場した日本は、サッカー界最大の舞台でグループステージ敗退とベスト16敗退を繰り返すのがお決まりのパターンになっていた。

 

今大会でそれ以上の成績を目指す彼らをけん引するのは、多くのキャップ数を積み重ねてきたベテラン選手のグループとなるだろう。

 

W杯の最年長選手は?

 

2022年大会に出場すれば、川島は4大会に出場した選手のリストに名を連ねることになる。

 

そのグループに含まれるのは、ブラジルのレジェンドであるカフーやティエリ・アンリ、アンドレス・イニエスタといった選手たちだ。

 

一方、クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシは、川島よりもひとつ上を行くことになる。2022年のカタール大会は、彼らにとって5度目のワールドカップだ。

 

だが、39歳という年齢にもかかわらず、川島がカタールでワールドカップの史上最年長出場選手になることはない。

 

Goal.com』によれば、本大会の最年長出場ランクで、川島はトップ10入りすら果たせないのだ。

 

選手 大会 年齢
エサム・エル=ハダリ エジプト 2018年W杯 45歳5か月10日
ファリド・モンドラゴン コロンビア 2014年W杯 43歳3日
ロジェ・ミラ カメルーン 1994年W杯 42歳1か月8日
パット・ジェニングス 北アイルランド 1986年W杯 41歳0日
ピーター・シルトン イングランド 1990年W杯 40歳9か月19日
ディノ・ゾフ イタリア 1982年W杯 40歳4か月13日
アリ・ブムニジェル チュニジア 2006年W杯 40歳2か月10日
ジム・レイトン スコットランド 1998年W杯 39歳10か月30日
デビッド・ジェームス イングランド 2010年W杯 39歳10か月26日
アンヘル・ラブルナ アルゼンチン 1958年W杯 39歳8か月18日

 

2022年W杯の最年長選手は?

 

川島は2022年カタール大会で最年長の部類に入る選手のひとりだが、中東の地でインパクトを残そうと目指しているベテラン代表選手は彼だけではないだろう。

 

今大会はロナウドやメッシのような他の有力選手にとっても最後の舞台となるかもしれない。一部のビッグスターたちは、最後のワールドカップとなる可能性がある。

 

大会に出場する26人の最終メンバーは発表されており、川島やロナウド、メッシら、カタール大会に参加するベテランには以下のような選手たちがいる。

 

選手 年齢(2022年11月20日時点)
アティバ・ハッチンソン カナダ 39歳9か月12日
川島永嗣 日本 39歳8か月
ダニエウ・アウベス ブラジル 39歳6か月14日
チアゴ・シウバ ブラジル 38歳1か月29日
クリスティアーノ・ロナウド ポルトガル 37歳9か月15日
ダニー・ブコビッチ オーストラリア 37歳7か月24日
スティーブ・マンダンダ フランス 37歳7か月23日
ギジェルモ・オチョア メキシコ 37歳4か月7日
ブライアン・ルイス コスタリカ 37歳3か月2日
ルカ・モドリッチ クロアチア 37歳2か月6日

 

W杯最多出場選手は?

 

ワールドカップに出場することが選手キャリアの頂点であることは間違いない。だが、複数の大会に出場した幸運な選手たちもいる。

 

2022年のカタール大会までの最多記録は、ワールドカップ5大会出場だ。ロナウドとメッシはその輝かしいグループに加わろうとしている。

 

ロナウドとメッシは2006年から2018年まで4年ごとにすべてのワールドカップに出場しており、4大会出場を果たした58選手のグループに含まれている。

 

選手 W杯出場回数 大会開催年
アントニオ・カルバハル メキシコ 5 1950年、1954年、1958年、1962年、1966年
ローター・マテウス ドイツ/西ドイツ 5 1982年、1986年、1990年、1994年、1998年
ラファエル・マルケス メキシコ 5 1982年、1986年、1990年、1994年、1998年
ジャンルイジ・ブッフォン イタリア 5 (1998年*)、2002年、2006年、2010年、2014年

 

*ブッフォンは1998年大会のイタリア代表チームメンバーだが、本大会で1試合も出場していない。