真夏の決戦!8月最初の週末に勝利を収めるのは…セ・リーグの上位争いが熱い

日本プロ野球は7月までの公式戦が終了。セントラル・リーグは阪神タイガースと広島東洋カープが首位争い、横浜DeNAベイスターズと読売ジャイアンツが3位争いという構図になっている。ここでは8月最初の週末、5日に行われるセ・リーグ上位争いの勝敗予想などを行う。(データは7月31日時点)

 

タイガースはベイスターズに勝利を収められるか?

 

対戦成績はタイガースの8勝6敗。7月11日から行われた前回の3連戦は阪神の2勝1敗。8月5日の先発予想は、タイガースが青柳晃洋、ベイスターズが大貫晋一となっている。

 

青柳は今季10試合に先発して3勝4敗。ベイスターズ戦には4試合で先発して3勝1敗。今季の勝星は全てベイスターズから挙げている。ベイスターズ戦でしか結果を残せていない現状、青柳としては絶対に勝星を挙げたいはずだ。大貫は8試合に先発して3勝2敗。タイガースとは今季初対決だが、防御率は3.52と安定している。

 

成績だけを比較するとベイスターズに分がありそうだが、結果はタイガースの勝ち越し。今回も青柳の好投に賭けたい。

 

ジャイアンツはカープに勝利を収められるか?

 

対戦成績はジャイアンツの5勝10敗。7月11日から行われた前回の3連戦も1勝2敗で負け越している。8月5日の先発予想は、ジャイアンツが山﨑伊織、カープが玉村昇悟となっている。

 

山﨑伊は14試合に先発して8勝2敗、防御率は2.81。カープ戦は2試合に先発して1勝1敗。前回登板は7回途中まで無失点と好投を見せている。5月19日のタイガース戦以来の登板となる玉村は、5試合に先発して1勝。その1勝は4月9日に行われたジャイアンツ戦で、6回途中まで無失点に抑えている。

 

前回登板の内容を参考にするならば、1点を争う“投手戦”となりそうだ。ただし、今季ここまでの実績を比較するならば山﨑伊に軍配を上げざるを得ない。

 

ゴールデンイーグルスはマリーンズに勝利を収められるか?

 

対戦成績はゴールデンイーグルスの6勝7敗。8月5日の試合は、ゴールデンイーグルスが辛島航、マリーンズがカスティーヨとなっている。

 

辛島は8試合に先発して1勝4敗。マリーンズ戦には2回先発しているが、7月1日は4回6失点で黒星。15日は5回4失点。チームが5回までに6点を取っていたため負け投手とはならなかったものの、チームは7-9で逆転負けを喫している。マリーンズ戦の防御率は10.00。抑えられるイメージがわかない。

 

マリーンズは佐々木朗希が負傷離脱。カスティーヨに白羽が立てられた。4試合に先発して2勝2敗。6月17日以来の先発となった7月29日の福岡ソフトバンクホークス戦は5回無失点で、首脳陣の期待に応えた。マリーンズ優勢と考えて間違いない。